2012年5月24日 のアーカイブ

福岡市・北九州市へ視察

2012年5月24日 木曜日

若手「露原議員」と福岡・北九州へ視察に 

                    23日~24日     

昨日夜の新幹線で博多に入り、福岡市・北九州市2市の

市役所にて担当職員の方から詳しく調査項目について

説明を受けた。

前回の浜松市同様今回の2市とも大変丁寧な説明をして

頂いた。

 

福岡市   10:00~12:00

調査項目・・・1)学校給食費の公会計化について

        2)学校給食センターの再整備事業

        3)PFI(官民協働事業)への取り組み方針

1) 学校給食の公会計化について

条例を制定し、学校給食事業の透明性の向上、保護者

負担の公平性の確保、学校事務負担の軽減など、学校

給食が抱える様々な課題に対応するため、平成21年9月

から「学校給食費の公会計処理」と「システム構築による

教育委員会での一括管理」を行っているとのこと説明。

 効果としては、教師の事務の負担の軽減に繋がっていると

のこと。また、滞納される保護者においては未納額10万円

以上の世帯には市長名で法的措置を取るという、受益と

負担の公平性を徹底する事にも取り組んでいる。

2)学校給食センター再整備事業

再整備にあたっては、施設の老朽化、「学校給食衛生管理

の基準の厳守等の問題点から必要とされたもので、市の

厳しい財政状況に考慮した効率的な再整備パターンや手法

の検討が必要と考えられ進められているとのこと。

3)PFI(官民協働事業)への取り組み方針

 大規模事業調整課という課を設置し、財政面で建物管理

されている。

私が興味を持ったのは、これまでPPP(官民協働事業)の必

要性を強く感じ取り組んできたが、公共施設整備においては、

1.検討すべき事業手法や選定基準が未整備である。

2.全庁的な検討体制が未整備である。

3.多くの地場企業がPPPについて未経験であり、ノウハウが

乏しい。

などの課題があり、財政的に厳しさが増していることをしっ

かり認識して、建物・運営には民間の経営ノウハウや技術力、

資金を活用したPPPについて積極的に取り組む必要性を感じ

ておられる。

現状認識をしっかり周知し、危機感を持つことである。

その手法としては速やかに取り組む事業リストとして「福岡PFI

ショートリスト」、長期的にグランドデザインを考えて取り組む

「福岡PFIロングリスト」と題して、市民・企業に対して正確に

 情報公開することで参入をしやすくし、職員ではなく外部アド

バイザーによるPFIのVFMの発生可能性を客観的に検討さ

せていることは大変参考になるのでは無いかと感じた。

北九州市   15:00~17:00

調査項目・・・行財政計画全般

     (西日本で最初に被災地がれき処理を行われた件)

行財政計画

どの自治体も永遠の課題である行財政改革であるが、

 北九州市においても、最重要課題と位置づけ取り組んでおら

れる。

取り組みとしては、「行財政改革審査会」を市長の諮問機関と

して設置され、市職員では無く厳しい視点で行革について答

を求めていることである。

推進体制は以下の図のようであるが、進め方としては、

1)スピード感を持って改革を進めるため、見直しの検討が済

んだ項目ごと、順次答申を行うこと。

2)最初の審査項目は、市民サービスを維持しつつ、コスト縮減

・効率化が図ることが可能な「官民の役割分担と持続的な仕事

の見直しの仕組み」について審議する。

この事により、「簡素で活力ある市役所の構築について」

平成26年度以降の、新たな行財政改革の方針・計画策定を行

うとしている。



どこの市でも行財政改革は永遠の課題であるが、市自ら強い

姿勢でスピード感を持って行うことができているのであれば、今

各自治体が抱えている、破綻しているとも取られる財政業況に

はなっていないのである。

強いリーダーシップを持った首長が現れない限り、「国の制度が

悪いから仕方がない」などと言った言葉で、中々持続可能な

自治体のあり方のは踏み込めないと実感する。

「もしかしたら、八尾市も既に財政破綻しているのでは?」

何れにせよ、これから行政が今までのやり方で、公共施設を

建てているような市に将来世代への責任感を持っていると

感じることはできない。