令和元年12月24日に「大阪・夢洲地区特定
複合観光施設設置運営事業募集要項」が公表され、
大阪のIR推進に向けた事業が進められてきた。
しかし、令和2年3月27日、新型コロナウイルス
感染症拡大防止対策、及びこれに伴う民間事業者
事業活動縮小等が生じたことから、IRに対しての
提案審査書類の提出が3か月延長された。
さらに、今回、国会の基本方針が未だ策定されていな
いこと、新型コロナウイルス感染症の影響を見極め
る必要が有るとして、大阪府は7月頃に業者から
提案提出を予定しIR推進に意欲を見せていたが、
当面の間無期限延長されることが決定した。
先日、マカオでのカジノ業界の大打撃に対して
blogで掲載させて頂きましたが、インバウンド
による観光施策での成長を進めてきた大阪の未来
予想図に大きな影を落すこととなっている。
コロナ禍という100年に一度の予期せぬ危機
とは言え、極めて脆いものではないだろうか。